就職活動/転職

現役採用担当に聞く成功率が上がる障害者の就職活動方法!!失敗しない面接対策とは?

こんにちは(^^)

 

先日現役採用担当者のリブゾンさんをゲストに迎えて障害者採用について対談しましたので内容を記事にしました。

面接ではコミュニケーション能力が必要です。

コミュニケーション能力とは「相手が聞きたい事を話す」「相手に自分の事をアピールする」「状況に応じた接し方」といったお互いに理解し合う事が求められます。

採用担当者、求職者お互いによく知らない者同士が集まる面接という場ではコミュニケーション能力が否応なく必要となります。

そこで現役採用担当者のリブゾンさんをゲストに迎えて就職活動の話を聞きコミュニケーションを高めるコツについて聞いてきました!

また今回は普通の人の就職活動ではなくより難しい障害者採用をテーマにしてます!

現役採用担当者リブゾンさんとは?

リブゾンさんは大学生向け新卒採用支援を行っている現役採用担当者です。

中小企業の現役採用担当者が大学生向けに就活情報発信中

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大学生の就活での悩みを軽減させてあげ

◾️リブゾンさんのTwitter情報

アカウント名:@reboot_zombie

「おはゾンビ〜」が口癖のアンデッド・リブートゾンビです(^^)

障害者採用は普通の採用とどう違う?

Kou:まずはリブゾンさんの会社について教えて頂けますか?

リブゾン︰私の会社ではインフラ整備をメインで行ってます。企業ビルやマンションでの現場作業や保守作業が業務の大半を占めています。

Kou:現場作業が大半となると障害者の状況によっては出来る業務が限られてきませんか?

リブゾン︰たしかに我社の場合、部署によって採用できるかどうかが変わってきますね。例えば車椅子の方であれば外勤での作業が難しいのでデスクワーク等の内勤に限られてきます。バリアフリー完備ではありませんが、自社ビルの1階フロアでのPCワークなら大丈夫でしょう。内部障害の方でも内勤であれば問題ないと考えています。※内部障害とは主に臓器系の障害のこと

Kou:会社側が障害者採用に取り組む過程でやはり設備的な問題が引っかかりますね。私が就職活動をしていたとき、働く上でエレベーターやバリアフリーといった設備がどうしても必要な障害を持っている方は面接や会社説明会の場で設備に関する質問をされているのを見ました。

リブゾン︰これから我が社でも障害者採用に力を入れていくつもりですが、どうしても業種や設備も問題がネックになってきます。

Kou︰障害者と言えば、まず大きく分けて内部障害と外部障害とありますが採用側の受け取り方も違ってきますか?

リブゾン︰仰る通り外部障害者と内部障害者によってもこちらの受け取り方は違います。外部障害の方であれば内勤で採用する分には問題ありません。高所作業や現場作業は難しいのですが内勤であれば健常者と同じ環境で採用試験を進めますね。もちろんその方の障がいの程度や配慮すべき事を事前に打ち合わせを繰り返してっていうのが前提になってしまいますけどね。

Kou:たしかに採用側と求職者側の相互理解を深めないと入社後のアンマッチが増えそうですね。リブゾンさんの会社でこれまでに障害者を採用された実績があれば教えて頂けますか?

リブゾン︰積極的な障害者採用はこれからですが、障害者の実績はあります。

Kou:実際に障害者採用で採用された方が仕事をするにあたりリブゾンさんの会社で困ったことなどはありましたか?

リブゾン︰やはり理解の無い社員もいると言う事ですね。作業的にパソコンで仕事するのは問題なかったとしても、何かミスがあった時に、「だから障がい者採用はイヤなんだっ!」と言ってしまうタイプの社員が数名いますから・・・昔の同僚に面と向かって「迷惑なんだから他で仕事をさがしたら?」って小声で言ってました。耳が聞こえない相手に向かって小声で言うなんて、その人の人間性の方が問題だと思いましたね。

Kou:周りの方の捉え方ですがある種LGBT問題と本質的には同じだと思います。LGBT +障害者に対する世間のイメージは差別的なイメージ(マイナスイメージ)にあると思っています。ただこの点は仕方ないと個人的には思っています。なぜならLGBT +障害者について分からない(知らない)ために人は不安を抱きマイナス的な想像や対応を取る傾向にあります。ただ「分からない(知らない)」については会社側で社員に説明会みたいなものをすれば周りの社員がどう受け止める(接する)か理解が深まるのかなと思います。他に困ったことはありますか?

リブゾン︰上記の耳が聞こえない元同僚の話です。面接時、当時の人事部長には多少耳が悪いだけと言っていたようです。入社時の挨拶で「耳が聞こえにくいのですが、日常会話(対面)はゆっくりと大きめの声で話をして欲しいです。電話での通話も問題ありません。」と日常会話はゆっくり話せば問題ありませんでした。ところが、実際は電子音がまったく聞こえないらしく、電話が鳴っているのに気づかない。電話機を通すと会話がザーザー音にしか聞こえない。音声ガイダンスなんかもザーザー音にしか聞こえなかったみたいです。入社時の話と、実情が食い違い困惑してしまったんです。それを人事部長が確認したところ、どこでもいいから採用されたくてウソをつきましたと。ただこれも先ほどの社員の話と同じくその人自身の人間性の問題かな?と思います。

Kou:「どこでもいいから採用されたくてウソをつきました」ですか。私自身も障害者として就職活動をしたとき募集自体の少なさや障害者採用の採用面接が通常の採用面接より遅いので不安で「どこでもいいから採用されたい」となる気持ちは分かります。ただそれと嘘をつくのはまた別の話です。

リブゾン︰ちなみにKouさんが就職活動をしたときに困ったことってありますか?

Kou:私の場合は自分の障害を伝える事に苦労しました。私は内部障害ですが病名や障害箇所を採用担当者に伝えたところでピンとくる人はいません。そのため会社側として必要な配慮を聞かれますが、これがやっかいでした。例えば「運動がムズカシイ」と伝えても「走るのがNGなのか?それともスポーツができないか?」といったように「ムズカシイ」という表現が抽象的なので伝えられた側も想像しにくいです。こうなってしまう原因は新卒採用の場合は業務のイメージがつかないためです。例えば障害が原因で疲れやすいといった特徴があったとします。これに対して「残業は月◯時間までなら疲れない」と答えればいいのですが、実際に働いた事がないとどのくらいの残業が負担になるかわかりません。本来はインターンシップを通してその辺の感覚を掴めればいいのですが、数日程度のインターンシップでは感覚を掴むのはムズカシイと思います。

リブゾン︰内部障がいの方の採用については、採用側がある程度の理解がないと面接そのものが進まない気がします。そして、障がい者採用をもっと積極的に行うには採用担当の知識レベルの向上が一番大事だと思いました。他にも採用担当と求職者の綿密な面談の時間を取る事でしょうね。内部障がいに関するイメージと配慮が面接の時点では捉えにくい。ある程度の知識は最低限必要で、それをお互いが話合えれば採用へも繋がるかと思います。Kouさんの例の「運動が難しい」という場合会社によっては完全なデスクワークで採用も出来ると思います。事前の打ち合わせで割り振る事も可能ですので応募者とじっくりと話をしたいですね。そして同じ部署で働く人にも事前にしっかりと話をして理解を得る事が大事になってくると思います。

Kou:知識の習得と面談は大事ですね。また説明会では分かりにくい設備的な問題も面談で確認する必要があると思います。

リブゾン︰会社設備に関しては「あるだろう」と求職者が思っていても私のいるような中小企業ではない場合もあります。他にも自社ビルで100人規模でもオストメイト対応トイレがほぼ未設置なのが実情ですね。都心部の大型商業ビルにテナントで入っていても、オストメイト対応はわざわざエレベーターで1階まで下りないとダメとかいうのがザラです。となると採用できるかどうかは、その会社の体制や規模による所が大きいと言わざるを得ないですね。

面接と恋愛は同じ?

Kou:ではここから切り口を変えて採用面接を乗り切るテクニックについてお伺いします。まずは面接での第一印象について教えて下さい。リブゾンさんは第一印象を何で判断されますか?

リブゾン︰第一印象は求職者の発声から入ります。入室時にノックの後の「失礼します」これがハッキリと言えるかどうかを我社では重視しています。第一印象イコール見た目ととらえる方も多いですし、間違ってはいませんが我々は求職者の顔を見る前に声を先に聞きますから。声を聴いた後にドアからキチンと一礼して入って来るかどうかを見ていますね。外観的な部分より、声と所作の方が大事です。

Kou:「求職者の顔を見る前に声を先に聞きます」は恋愛とは逆ですね。恋愛の場合はまず髪型やファッションのような見た目(第一印象)から恋愛対象かどうかが決まります。ただどちらにせよ第一印象が重要なのは変わりないですね。面接で第一印象が変わるときはありますか?

リブゾン︰第一印象が変わる時は自己アピールの時ですね。基本的に履歴書を見ながら質問します。履歴書の自己アピールに書いていないような内容を話し出すと、どんなに第一印象が良くても何も考えていないのか?と悪い方向に印象が変わりますね。反対に自己アピール欄に書いてあることに自分の意見を加味して話を膨らませる事が出来る方は良い方向に印象が変わります。

Kou:その点は恋愛も同じですね。いくら第一印象が良くても話す内容に中身がなかったり面白くなかったり、またリアクションがワンパターンだと高評価だった第一印象も下がってきます。逆に第一印象で失敗しても喋る機会があれば挽回するのこともできます。他に気になるのが面接で会話ですね。面接では自己アピールをすると面接官から質問が来ますが、面接官が知りたい回答をするのが難しかったです。これは何かテクニックとかあるんですか?

リブゾン︰相手が知りたい事を探るというのは実はとっても難しい事だと思います。実は私自身とても苦手なのです。採用面接においては、ある程度大筋が決まっていて【自己紹介→志望動機→自己アピール→質疑】が基本です。その質疑の中で求める事を知るのは難しく、中々極められないと思います。なので、コツと言うか、小技になりますが、面接官が質問したくなるような回答を意識するといいかも知れません。表情をうかがう姿勢より、堂々と自分のスタイルを語り、面接官すら引き込む話術があれば最高ですね。

Kou:【自己紹介→志望動機→自己アピール→質疑】の流れは街コンに似てますね(笑)街コンの場合だと【自己紹介→相手のことを聞く→自己アピール】といった感じでまずは仲良くなるまでが基本です。

リブゾン︰また詳しく言うとあなたが熱中した事から学んだ事を教えて下さい。と聞かれました。通常の回答なら「自己アピールでも話しましたが、サッカーを通じてチームワークの大切さを学びました」と回答するであろう所を「自己アピールでも話しましたが、サッカーを通じて学んだチームワークの大切さをボランティア活動でも活かす事が出来ました」と回答します。すると、面接官は、自己アピールの回答から学んだ事を別の活動でも活かしているっと受け止めます。また、ボランティア活動について食いつく事もあるので、自己アピールの時間を増やす事にも繋がります。もちろん、この場合、サッカーでもボランティアでも自己アピールできる準備があるのが前提ですけど。

Kou:その点は恋愛も同じです。見た目の第一印象を良くしても自己アピールできるネタ(例えば趣味)がなければ会話が続かなくなります。

最後に

Kou:今回は現役採用担当者リブゾンさんと対談させて頂きました。私自身の就活はずいぶん前ですが、そのときにリブゾンさんと知り合ってれば少しは上手く就活ができたのかなと思います。最後にですがリブゾンさんから読者へメッセージを頂けますか?

リブゾン︰障がい者採用の問題点は採用側・求職者双方の理解が重要となってきております。障がいをお持ちの方が理解ある採用担当と巡り会えるのを願ってます。Kouさん、本当にありがとうございました

リブゾンさん!

対談を受けて頂きありがとうございました(^^)